大分前にBD VS HD DVDに関して個人的意見を書いたことがある。

で、その後どうなったかというと、

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/24/news039.html

こんな感じ。

ただ、当初思っていたほど圧倒的な差になっていない気はするが、今後さらに差が開く可能性は十分にある。
予想通りPS3がBDを加速させる起爆剤になっているのだが、ソニーを中心としたBD陣営が積極的にソフト展開を始めたことも大きな要因だろう。

だが、不満が無いわけではない。
個人的にBDの最大の利点は画質の向上よりも容量の大きさを利用したTVドラマなどのシリーズものを少ない枚数に納めれることだと思っている。
現状、TVドラマがDVDで発売されると、1クール(12話)で6枚。
多いときは1話ずつで12枚とか無駄に枚数だけ増えて、まとめて見たいときなどはかなり不便である。
これがBDなら1枚に収まる。
これはかなりの利点なのだが未だにBDで発売されている作品は無い。
当然枚数が減る分、価格も引き下がるのでユーザーとしては買いやすくなる。
売る側としては売り上げが減り、利益が減るのだろうが薄利多売の精神は今のソフト会社にはないようだ。
埋もれたソフトを有効活用するためにもぜひBDでの発売を期待したい。

個人的には「スクール・ウォーズ」辺りをBDで出すと売れるのではないかと思う。
こういった長編ドラマこそBDで出すべきであろう。

Wiiの成功からも分かるとおり、ユーザーが求めているのは高画質・高性能ではなく「手軽さ」だと思うのだが。

コメント