野球の特待生問題について
2007年5月2日 日常 コメント (4)いま巷で話題の高校野球の特待生問題について持論を少々。
私自身は基本的に特待制度については容認派である。
それはほかの部活動が認められているのに野球だけダメなのはおかしいという単純な理由だけではない。
まず一つは、今の格差社会に対する疑問。
現状、野球が好きで強いチーム(学校)で野球をしたい場合、私立の高校へ行くのが一般的だと思う。
私立の学校はお金がかかる。
ではお金のある家の子供しか強豪校で野球を出来ないのか?
二つめは、公立校の画一的な教育方針への疑問。
勉強が出来なくても何か得意なものがあるならそれを大いに伸ばしてあげるのが教育だと私は思う。
学生時代に勉強をせず、社会に出てつまづく人は多いだろう。
だが、学生時代に勉強以外のスポーツや部活に費やした時間は決して無駄にはならないし、そこで培われた経験や精神は絶対に役に立つときが来る。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、好きだからこそその道で大成する可能性は十分ある。
全ての人が成功するとは限らないが、少なくとも自分で選んだ道だと胸を張って人生を歩めるならその手助けをしてやるのが大人の役割だと思う。
今回、この問題に際して大会や試合への参加を自粛した学校が相次いでいる。
特待生制度を作ったのも大人であれば、禁止したのも大人である。
大人が責任を取れば良いのを、連帯責任として学生に押しつけるのはあまりにも滑稽でバカげている。
それと、この問題を管理しきれなかった協会側は「知らなかった」で一方的に責任を学校側に押しつけて良いのだろうか。
ルールを作った以上、それを守らせる義務が生じるのだがそれについての責任意識が薄い気がする。
本当に学校側だけが「悪」と言い切れるのだろうか。
協会ももっと客観的に今回の問題を見据えて、冷静な判断をしてもらいたいものである。
こう言うときこそ「大人な判断」が学生達に良い教えとなるはずなのだが・・・
私自身は基本的に特待制度については容認派である。
それはほかの部活動が認められているのに野球だけダメなのはおかしいという単純な理由だけではない。
まず一つは、今の格差社会に対する疑問。
現状、野球が好きで強いチーム(学校)で野球をしたい場合、私立の高校へ行くのが一般的だと思う。
私立の学校はお金がかかる。
ではお金のある家の子供しか強豪校で野球を出来ないのか?
二つめは、公立校の画一的な教育方針への疑問。
勉強が出来なくても何か得意なものがあるならそれを大いに伸ばしてあげるのが教育だと私は思う。
学生時代に勉強をせず、社会に出てつまづく人は多いだろう。
だが、学生時代に勉強以外のスポーツや部活に費やした時間は決して無駄にはならないし、そこで培われた経験や精神は絶対に役に立つときが来る。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、好きだからこそその道で大成する可能性は十分ある。
全ての人が成功するとは限らないが、少なくとも自分で選んだ道だと胸を張って人生を歩めるならその手助けをしてやるのが大人の役割だと思う。
今回、この問題に際して大会や試合への参加を自粛した学校が相次いでいる。
特待生制度を作ったのも大人であれば、禁止したのも大人である。
大人が責任を取れば良いのを、連帯責任として学生に押しつけるのはあまりにも滑稽でバカげている。
それと、この問題を管理しきれなかった協会側は「知らなかった」で一方的に責任を学校側に押しつけて良いのだろうか。
ルールを作った以上、それを守らせる義務が生じるのだがそれについての責任意識が薄い気がする。
本当に学校側だけが「悪」と言い切れるのだろうか。
協会ももっと客観的に今回の問題を見据えて、冷静な判断をしてもらいたいものである。
こう言うときこそ「大人な判断」が学生達に良い教えとなるはずなのだが・・・
コメント
中学野球の問題に関しては私自身が現場を知らないのでコメントは控えさせてもらいます。
ただ、私自身は小中高とサッカーをやっていましたが、勉強はほとんどしませんでしたし授業中も良く寝てました。
勉強するなとは言われませんでしたが・・・
「お金がなくて、野球すら出来ない人たち」に関してはかわいそうだと思います。
そう言った人々も気軽に野球を出来る世の中になればと思います。
これも現在の格差社会の弊害だと思っています。
有名校になれば受験者数が増え、受験料、入学金を値上げすることも可能になる、ここに私学が熱心に野球や駅伝に特待生を集める所以である。 高校は勉学するところであり勉学の傍ら部活として野球、テニス、陸上などのスポーツがある 仮にNHKが甲子園大会を全然放映しなかったらどうなるでしょう 野球の特待生は少なくなるでしょう。 また別の視点でこの問題を考えよう私学にも税金が使われていることです 公立は税金で成り立っているが、私学にも助成金が支払われていることを忘れないでほしい。金額は(?)ですが そのほか税制面でも優遇されています 胆略的な言い方
すれば税金で特待生を買っていると言ってもいいでしょう。
野球に限らずこの特待生制度そのものを考えて見る必要があると思えます。
制度を運営する以上、それにお金がかかることは特待生制度に限らず古今東西全てに共通することだと思います。
その性質上、学校側がそれを商業化するのはある意味仕方のないことだと思っています。
そこで商業化するなら裏でこそこそやるよりは、いっそ制度を制度として認めてクリーンにするべきだと私は思っています。
奇しくも某農水大臣が事務所費など不明瞭なお金の問題で辞任することになりましたが、こうならないためにもしっかりとした制度を作って正々堂々とやるべきだと思います。
特待生制度に税金が使われることを懸念されているようですが、私はちゃんとした制度の下使われるのであれば特段問題がないと思います。
それによって学生達の野球をやりたいという気持ちに答えることが出来るのなら、税金を私利私欲のために無駄遣いされるよりは数倍マシだと考えます。
要は学生が「自分のやりたい事、熱中できることをやりやすい環境」を我々大人がどれだけ作ってあげられるかが重要なのだと思います。
そのために特待生制度があっても良いじゃないかというのが私個人の意見です。
さらに、学生達が大人の思惑で振り回されないようにクリーンな制度をしっかり作って、それを我々がしっかり運営、監視することも大事だと思います。